JA1BU 小野さんの

スマートなモービルシャック
 
愛車の側で枯葉をかざして、得意のポーズ?!

64のタヌキと自称されるJA1BU、小野英男さんのモービルシャックを全部お見せします。MH1999年12月号でYAESUのオールバンドモービルアンテナATAS-100を評価しておられますように、このアンテナに同じくYAESUの小型HFトランシーバFT-100を組み合わせてスマートなモービルシャックを作りあげました。 モービルシャック作りのコンセプトは、車のデザインを損ねないセッティングと同乗者にやさしいレイアウトを心がけたと小野さんはいいます。

搭載したFT-100とTM-V7はどちらもフロントパネルが分離可能なトランシーバですから、ダッシュボードへは操作しやすい位置を選んでスマートに取り付けることができます。 TM-V7とTNC、それにKENWOODのカーナビと組み合わせて自車の位置を示すビーコン電波を発射しながら走行するシステムを搭載しています。同様に他車の位置情報もカーナビの画面上に表示される仕組みです。
*はと大きなサイズでご覧になれます。

*スマートなモービルシャックに収まったご満悦のJA1BU、小野さん。
YAESUのモービルアンテナATAS-100をリアフェンダーに取り付けたために、HFバンド特有の大型化から巧みに逃れています。このアンテナの長さは1.4〜1.6mの間で伸縮しながら7MHzから 430MHzまでの7バンドをカバーし、VSWRが最小になるようにモーターでアンテナを伸縮させて同調させるものです。 「解剖していないので明言できませんが、基本的にはベースローディングの4分の1波長タイプと思われます。2本の筒が望遠鏡のように伸び縮みし、内筒の先についたロッドを含めて1.4〜1.6mほどになります。重さが1kg近いのでトランクリッドが耐えられるか心配しましたが、比較的短いので曲げモーメントは大きくないようで大丈夫でした。」
 
■モービルシャックのレイアウト
*右上、ハンドルの側にFT-100のフロントパネルを見事に取り付けてあります。センターコンソールにTM-V'7を配置しました。見た目にも美しく視認性に優れたレイアウトは安全走行にも大変重要です。 *トランクの右側面にトランシーバ2台の本体部分とTNC、カーナビの本体を一枚の板に取り付けました。実際には立てて側面に収納しますので、荷物を積む際にまったくじゃまになりません。
トヨタMARKUのリアビュー。トランクリッド右側ににATAS-100 を取り付けました。このコンパクトなアンテナで7〜430MHzまでの7バンドをカバーします。 小野さんは以前、28MHzバンドの2分の1波長の長いアンテナをリアバンパーに取り付けて走っていた時代があります。このアンテナは電波の飛びも受信感度も最高で、28MHzのモービル仲間の間で評判になり、競って長いアンテナを立てていました。 今回は大型アンテナに決別してスマートなアンテナに乗り換えた第一弾として公開されました。
 
64のタヌキ、その正体は?
通称「子ダヌキ」と呼ばれていますが、これも小野さんの作品です。缶の内部に微弱電波の小型送信機が仕込んであり、ビニール線のアンテナと2本のカウンターポイズをつけています。他に2台の子ダヌキがあります。 子ダヌキの内部をさらけ出しました。送信部と変調部、バッテリーから構成されています。ミーティングで誰かが解剖してしまいましたので、すかさず撮影しました。かつてMH誌上で登場したことがあります。
 
 写真&レポート:JA1FUY (2000.11.01)

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