| 《北アメリカ4,500キロの旅》 第3編 | |||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
| 第1編 ■ARRL/VECボランティア試験官修行 | |||||||||||||||||||||||||||||
| 第2編 ■デイトン発18時50分 | |||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
| [水晶発振子] | |||||||||||||||||||||||||||||
使用する水晶発振回路の条件が少し変動しても発振周波数が変わらないために、昔から無線機の主要発振器に採用されてきています。 今から45年位前、筆者の自作無線機に使用していた、構造が簡単なFT-243型水晶発振子を分解して写真で紹介しましょう。今や骨董品です。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
| 無線局設置場所の変更検査を受けた受信機、その後、自作SSB送信機に使用した水晶発振子が処分されずに、残っていました、写真でお見せします。 | |||||||||||||||||||||||||||||
下段はSSB送信機の水晶発振子で、原発振周波数はなんと1700kHz、LSB、 USB用にフイルターの前段で周波数微調整をする構成になっていました。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
| [コリンズ R-391/URR] | |||||||||||||||||||||||||||||
| その頃、日本のアマチュア無線家が主に使用していた中古受信機は、スーパープロ BC-779とBC-312シリーズやRCA
AR88などでした。これらは単なるスーパー・ヘテロダイン方式のため、水晶発振器の組み入れは希でした。 掘り出し物のコリンズ R-391/URRを昭和41年春に思い切って買いました。 世界の最高級受信機です。受信機の中を開けて見て驚きの連続、夢の1kHz直読、さらに100Hzのフィルターが装備されていて、混信の激しい7MHzの電信受信に威力を発揮してくれました。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
隙間が0.9mmしかなく、ロータリー・スイッチはシリーコン・グリースで仮止めした板金1枚を介してバンド切替主軸へ接続する苦労が要ります。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
| もし水晶発振ユニットが故障すれば、重量33キログラムのR-391もただのガラクタですが、
30年ほどお世話になったために、パネル、ツマミやメーターの再塗装、ギアーレーンのグリース塗替えなど、お化粧をぼつぼつ始めていた途上でしたから、ここでも縁の下の力持ちとして水晶発振子の役割を読者のみなさんに思い出して頂けるよう、紹介しました。自作機またはプロ仕様無線機どちらであろうと、水晶発振子が重要な機能を果たしてきたことはいうまでもありません。
(注、コリンズ R-391/URRは0.5から32MHzを自動受信可能、1kHz直読デジタル・ダイアル、CW、SSBとRTTYが復調でき、2台の受信機を組合せればノイズとフェーディングを軽減するダイバシティー受信もできる軍用高級受信機) |
|||||||||||||||||||||||||||||
| [ビャンコ・カラーラ] | |||||||||||||||||||||||||||||
|
腕時計、無線機器の心臓部で作動している水晶もあれば、大掛かりな建築物の一部位としてじっと耐えている石材もあります。表題の「ビャンコ・カラーラ」はイタリアの港町「ジェノア」の近くにある「カラーラ地区で産出する有名な白色大理石」です。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
| [昔見た風景] | |||||||||||||||||||||||||||||
| 日本への帰途乗り継ぎのため立ち寄った某空港の通路にて、飛行機で隣に座ったご夫婦の記念写真を撮りました。シャッターを切る瞬間、この風景、どこかで見たような錯覚に陥り、悩んだ末ようやく、それがJR東京駅の新幹線18、19番ホームへの通路風景であったことに気付きました。 | |||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
| 多くの乗客が利用する空港や駅通路は同じような構成であり、特徴はありません。実は通路の床に写っている広告看板と照明の歪みから判断して、石工の中の石工、匠がこれらの石工事を取り仕切ったものと推測します。見るべきは施工した石面を美しく水平に保持させている石工の技です。
日米双方で申し合わせたように、ベイジュ色のイタリア産大理石「ボテチーノ・クラシコ」を壁に貼り、床に異なる石材を配して自然と歩行線を描き、青い眼の方々向けに照明は少し暗く、黒眼の人には全体を明るく工夫しています。それにしても、なぜ筆者が全く人影のない、これほどに美しい東京駅の風景写真を大切に持っていたのか、謎めいておりますね。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
| [おわりに] | |||||||||||||||||||||||||||||
| 今回の北米4,500キロの旅で、デイトン・ハムベンションのフレア・マーケットにひっそりと陳列されていた鉱石群からの光を受け止めながら見聞録を書きました。常日頃、すっかり忘れられている空気、水や鉱石類のような天然素材に、生活が依存している様子が良く分かりました。 しかし、「石の上にも三年」の諺通りです。参加3回目に夢を馳せ、またデイトンへ行こうと考えています。 (おわり) | |||||||||||||||||||||||||||||
| ■ビギナーへのプレゼント (1)〜(7) | |||||||||||||||||||||||||||||
| ■One Day Extraへの道のり by JA1IFB/KA1Z も併せてご覧ください。 | |||||||||||||||||||||||||||||
|
de JA1IFB/KA1Z
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
QTC-JAPAN.COM 2008.08.27
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
(c)
All Rights Reserved WWW.QTC-JAPAN.COM 2001-2008
|
|||||||||||||||||||||||||||||